公開講演会

日本植物学会福岡大会では、大会会期中に、市民の方を対象とした一般公開講演会「日本の野生植物はおもしろい~その進化の謎に挑む~」を開催いたします。参加費は無料です。

最近の研究成果により、日本列島は世界でも有数の植物進化のホットスポットであることが判明しつつあります。雨が多い大陸東岸気候の下で、過去500万年間氷河に覆われず、砂漠化もせず、連綿と森林が維持され、植物の進化が続いてきました。険しい山岳地形と多様な地質も、植物の多様化を促しました。植物の多様化には、花粉や種子を運ぶ動物や、植物体を食べる動物たちも深く関わってきました。本講演会では、第一線で活躍される研究者を講師としてお招きし、日本の野生植物の進化の謎に挑んだ4つの研究を紹介します。一般市民から植物の専門家に至る幅広い層に、植物の生存戦略と多様性の重要性を伝えます。また、講演の後には参加者と講演者との意見交換の場も設け、市民との交流を深める予定です。多くの皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

開催日時・会場

開催日時2025年9月20日(土)午後(時間未定)

会場福岡国際会議場 メインホール 
  (会場へのアクセスはこちらをご覧下さい)

参加費無料

演題(予定)

「約200種の新種発見からわかってきた予想外の事実」
  矢原徹一(九州オープンユニバーシティ・福岡市科学館)
「光合成をやめた植物「菌従属栄養植物」の不思議な生活」
  末次健司(神戸大学)
「コケの絨毯に広がる未知の生態系」
  今田弓女(京都大学)
「極限環境に咲く花: ゲノム分析でわかってきた適応と種分化の仕組み」
  阪口翔太(京都大学)